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早川 岳人; 大島 真澄; 初川 雄一; 片倉 純一; 飯村 秀紀; 松田 誠; 篠原 伸夫; 藤 暢輔; 御手洗 志郎*; 静間 俊行; et al.
European Physical Journal A, 9(2), p.153 - 156, 2000/10
被引用回数:17 パーセンタイル:66.11(Physics, Nuclear)Gd原子核ではクーロン励起において基底状態回転バンドとパリティーの異なる回転バンドの原因不明の非常に大きな生成が判明している。このメカニズムを探るために、原研タンデムで重イオンを加速して金属薄膜に照射し、完全核融合-蒸発反応を起こし線核分光実験を行った。そのデータの中にSmの新しい励起状態のデータが含まれていることが判明した。それまで、Smの基底状態バンドは21/2までしか知られていなかったが33/2まで観測することができた。さらに、N=91のisotoneのGdと基底状態バンドと線のエネルギーが5keV以内で一致しているidentical bandと呼ばれる状態になっていることが判明した。低スピン領域のidentical bandは報告数が少なく貴重である。